YouTube やniconico 動画のようなプラットフォームもこれまでありましたし、
Twitter やFacebook のようなSNS も動画配信も交えて、趣味関心の合う集団のつながりを
促進するためのサービスでした。
ところが、今はメディア自体がある種のターゲットを絞り、その集団のつながりを促進するサービスが増えています。
メディアはこれまでのマスメディアのように、大衆に均一に情報発信を行うだけでは厳しくなってきていると感じているのでしょう。
一方的な情報発信が、多様になった価値観を持つ現代社会にフィットしなくなっているから
こそ、ローカルでのメディアづくりは、その方法も多様になってきています。
全国放送は、もはや地上波放送局、衛星放送テレビ局だけの特権ではなくなっているのです。
来る日も来る日も「視聴率」に一喜一憂し、報道もウケ狙いのネタ優先?広告費は、そもそも
商品価格に上乗せされて視聴者が負担しているものですし、NHK の受信料は言わずもがな。
放送を支えているのは視聴者なのに、放送局都合で制作された番組が一方通行するだけ。
それって当たり前ですか?
「公共の電波」ってよく言うけど、なんか違う。視聴者も放送に参加できる双方向であって
こそ公共の電波ではないのでしょうか?
その潜在的な疑問が、SNS や動画配信への個人参加を向かわせているように感じます。
そこに「スマホでネット。テレビ?見ないです」という人たちが気づき始めているのです。
今回の新型コロナウィルス拡散防止のための自粛で、視聴者はいろんなものをじっくり
見定める機会を得ました。
そう、実は視聴者は放送に参加する権利(パブリックアクセス)があるはずなのです。
しかしながらパブリックアクセスを制度的に保障するコミュニテイラジオ局を設計しようと
しますと免許制の電波では、送り手側にも受けて側にも制限やクリアすべき障害が多いのです。
そこで、ラジオライクなインターネットラジオをメインアイテムとする地域民の、地域民に
よる、地域民のための市民メディアをさきがけたいと考えています。
Every life is a meaningful life.
すべての人生は意味のある人生です。
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みんなの劇場内スタジオに集まる、市内在住の市民、市内に活動拠点を持つ企業、団体など、地元市内にゆかりのある人たちが関わって制作された番組、城下町劇場局スタジオで収録されたものを専門に配信するパブリックチャンネル